時短勤務になると、手取りは月2万〜8万円前後減る家庭が多いです。
かなり幅があるのは、
- 何時間短縮するか
- もともとの給与水準
- 残業代がどのくらいあったか
- 手当や会社制度がどうなっているか
で変わるからです。
ざっくりした目安を先に言うと、こんなイメージです。
- 1日1時間短縮
→ 手取りで月2万〜4万円前後減りやすい - 1日2時間短縮
→ 手取りで月4万〜8万円前後減りやすい
ただし、これは毎月の基本的な減少イメージです。
実際にはここに
- 残業代がなくなる
- 一部の手当が減る
- 賞与に影響することがある
といった要素も重なるので、
体感としては「思ったより減った」と感じやすいです。
この記事では、時短勤務で手取りがどれくらい減るのかを、考え方と目安ベースで分かりやすく整理します。
まずは計算の考え方を知っておく
時短勤務の手取りは、会社ごとの計算ルールで多少変わります。
ただ、ざっくりの見方はシンプルです。
減る時間 × 1時間あたりの給与感
で、まず額面の減少を見ます。
たとえば、
- 月20日勤務
- 1日2時間短縮
なら、月に40時間分短く働く計算です。
ここで、1時間あたりの給与感をざっくり 2,000円 とすると、
40時間 × 2,000円 = 月8万円程度の額面減
になります。
手取りはここから税金や社会保険の影響もあるので、
感覚としては5万〜6万円前後減るイメージです。
もちろん、これはあくまで目安です。
でも、「時短って少し短くなるだけでしょ」と軽く見ていると、意外と大きいと感じやすいです。
1日1時間短縮ならどのくらい減る?
1日1時間短縮なら、月20日勤務で月20時間分減ります。
たとえば、1時間あたりの給与感が
- 1,500円なら額面約3万円
- 2,000円なら額面約4万円
- 2,500円なら額面約5万円
です。
ここから手取り感で見ると、
月2万〜4万円前後減ると考えておくと、大きくは外しにくいです。
「1時間だけなら大丈夫そう」と思いやすいですが、
毎月2万〜4万円減ると、家計ではかなり効きます。
1日2時間短縮ならどのくらい減る?
1日2時間短縮なら、月20日勤務で月40時間分減ります。
同じように考えると、
- 1時間あたり1,500円なら額面約6万円
- 2,000円なら額面約8万円
- 2,500円なら額面約10万円
くらいのイメージです。
手取り感では、
月4万〜8万円前後減ることが多いです。
ここまで来ると、
「少し収入が落ちる」ではなく、
毎月の家計設計を変える必要があるレベルになりやすいです。
時短勤務で本当にきついのは、基本給だけではないこと
時短勤務で見落としやすいのは、
減るのが勤務時間分だけではないことです。
残業代がなくなりやすい
もともと残業込みで家計を回していた家庭は、ここがかなり大きいです。
時短勤務になると、
- そもそも残業しにくい
- 保育園のお迎えがある
- 子どもの体調不良対応もある
ので、残業代で取り戻す前提は持ちにくくなります。
私自身も、復帰後はある程度残業で収入を戻せると思っていました。
でも、実際には会社の働き方改革も進んでいて、思うようにはいきませんでした。
なので、時短勤務を考える時も
「あとで戻せるはず」で見込まない方が安全です。
手当や賞与にも影響することがある
会社によっては、
- 毎月の手当
- 評価
- 賞与
の見え方も変わることがあります。
ここは一律に言えない部分ですが、
少なくとも月の給与だけ見て安心しない方がいいです。
どんな家庭が特に苦しくなりやすいか
残業込みで家計を組んでいた家庭
これはかなりきつくなりやすいです。
時短で勤務時間が減るだけでなく、残業代も消えると、体感ではかなり落ちます。
保育料や復帰後支出を軽く見ている家庭
復帰後は、収入が戻るだけではありません。
支出も増えやすいです。
- 保育料
- 送迎関連
- 外食や宅配
- 時短家電や便利サービス
- 子どもの体調不良対応
こうしたものが増えると、
手取りが減るのに支出も増える
という状態になりやすいです。
復帰後の支出増は、こちらでも整理しています。
→ 復帰後に支出が増えるのはなぜ?外食・時短家電・宅配の現実
「一時的だから大丈夫」と考えている家庭
時短勤務は一時的なこともあります。
でも、一時的でも毎月数万円減ると、家計にはかなり効きます。
しかも、すぐにフルに戻せるとは限りません。
だから、時短勤務を考える時は
その期間の家計が本当に持つか
まで見ておきたいです。
時短勤務の前に確認しておきたいこと
1. 月いくら減るかをざっくり試算する
まずはここです。
厳密でなくていいので、
- 1日何時間短くなるか
- 月に何時間減るか
- 1時間あたりの給与感はいくらか
を見て、月の減少額をざっくり出します。
2. 残業代がどれだけ消えるかを見る
ここを入れないと甘くなりやすいです。
もともと残業が多かった家庭ほど要注意です。
3. その減少を家計で吸収できるかを見る
減る金額そのものより、
その減少を今の家計が吸収できるか
の方が大事です。
4. 固定費を見直せるか確認する
時短勤務で手取りが減るなら、変動費より先に固定費を見直した方が効きやすいです。
- スマホ
- インターネット
- 車保険
- 保険全体
あたりは見直し候補になりやすいです。
固定費の順番は、こちらでも整理しています。
結局どう考えるべきか
時短勤務になると、手取りは
1日1時間短縮で月2万〜4万円前後、
1日2時間短縮で月4万〜8万円前後
減ると見ておくと、かなり現実に近いです。
もちろん会社によって差はあります。
でも、少なくとも
「少し短くなるだけ」では済まない
と考えておいた方が安全です。
さらに実際の家計では、
- 残業代
- 保育料
- 復帰後支出
- 子どもの体調不良対応
まで重なるので、体感の負担はもっと大きくなりやすいです。
だからこそ、時短勤務は
月いくら減るかだけでなく、
家計全体で何が変わるかまで含めて見た方が失敗しにくいです。
まとめ
時短勤務になると、手取りは多くの家庭で
- 1日1時間短縮で月2万〜4万円前後
- 1日2時間短縮で月4万〜8万円前後
減りやすいです。
ただし、実際の負担感は、
- 残業代がなくなる
- 保育料が始まる
- 復帰後支出が増える
といった要素まで重なるので、もっと重く感じやすいです。
そのため、
「どのくらい減るか」だけで終わらせず、「その後の家計が持つか」まで見る
ことが大事です。
時短勤務のあとに家計が苦しくなりやすい理由や、復帰後のお金の流れまで含めて整理したい方は、こちらも参考にしてください。

