保育園に落ちたあとにやるべきことは、
気持ちを切り替えることより、家計の前提を組み直すことです。
先に結論を言うと、保育園に落ちたあと1年を乗り切るには、まず次の4つが大事です。
- 復帰前提をいったん外す
- 1年分の収入と支出を見直す
- 固定費と大人向け支出から順に整理する
- 次の入園チャンスまでのプランA・Bを作る
保育園に落ちると、ショックが大きいので、つい
次こそ入れるかもしれない
少し我慢すれば何とかなるかもしれない
と考えやすいです。
でも、家計は待ってくれません。
だからこそ、保育園に落ちたあとは
育児の問題としてだけでなく、家計の問題として見直した方が立て直しやすいです。
この記事では、保育園に落ちたあと1年をどう乗り切るかを、家計の観点から整理します。
- まず知っておきたいのは、保育園に落ちると家計の前提が崩れやすいということ
- 保育園に落ちると何が崩れやすいのか
- 妻の復帰収入
- 育休後の見通し
- 貯金の取り崩しペース
- 保育園に落ちたあと、最初の1週間でやること
- 1. 次の入園チャンスを確認する
- 2. 収入見込みを見直す
- 3. 1年分の支出をざっくり見直す
- 4. 何を削って、何は削らないか決める
- まず見直したいのは大人向け支出
- 固定費は早めに触る
- 子どもの生活水準は最初から落としすぎない方がいい
- 見直す時は「減らす」だけでなく「増やす」も考える
- 保育園に落ちたあとにやりがちな失敗
- 「次こそ入れるはず」で深く見直さない
- 復帰したら戻せる前提を残したままにする
- 気持ちだけで何とかしようとする
- 結局どう考えるべきか
- まとめ
まず知っておきたいのは、保育園に落ちると家計の前提が崩れやすいということ
保育園に落ちると、まず気になるのは
- 次はいつ申し込めるのか
- どう動けばいいのか
- 何を準備すればいいのか
だと思います。
もちろん、それも大事です。
ただ、家計の面ではもっと大きいことが起きています。
それは、
もともと考えていた復帰と収入の前提が崩れる
ということです。
たとえば、
- 妻が予定通り復帰できない
- 世帯収入が戻らない
- 育休用に準備していた貯金だけでは足りない
- 復帰後に戻せると思っていた家計の見通しが後ろにずれる
こうしたことが一気に起こりやすくなります。
だから、保育園に落ちたあとに一番危ないのは、
前と同じ家計のまま何とかしようとすることです。
保育園に落ちると何が崩れやすいのか
妻の復帰収入
これが一番大きいです。
共働き前提の家計では、
どこかのタイミングで妻が復帰する前提
で回している家庭が多いと思います。
でも、子どもが保育園に入れないと、この前提がそのまま崩れます。
私の家庭でも、子どもが保育園に入れなかったことで、妻は予定通り復帰できませんでした。
この時点で、家計の見通しはかなり変わりました。
育休後の見通し
保育園に落ちると、
育休の終わり方も変わります。
予定通り保育園に入れれば、その先の働き方や収入の戻り方も考えやすいです。
でも入れないと、
- 延長後はどうするか
- 次の入園チャンスまでどう回すか
- 収入が戻るタイミングをどう考えるか
を全部やり直す必要が出ます。
貯金の取り崩しペース
ここもかなり痛いです。
もともと育休用に貯金していても、
保育園に落ちると、その想定より長く取り崩すことになりやすいです。
私の家庭でも、育休用に用意していた貯金だけでは足りず、別の貯蓄も取り崩すことになりました。
つまり、保育園に落ちたあとは
今ある貯金で何とかなるか
ではなく、
今の減り方で次のチャンスまで持つか
を見る必要があります。
保育園に落ちたあと、最初の1週間でやること
保育園に落ちた直後は、気持ちがかなり揺れやすいです。
だからこそ、最初の1週間は感情で動くより、整理から入った方がいいです。
1. 次の入園チャンスを確認する
まずはここです。
- 次に申し込める時期
- 4月入園の可能性
- 途中入園の見込み
- 追加で見学や確認が必要か
ここが曖昧だと、家計の期間設定もできません。
2. 収入見込みを見直す
次に、予定通り復帰する前提を外して、収入を見直します。
見るのは、
- 今後の給付金見込み
- 夫の手取り感
- 妻の復帰延期による影響
- 次に収入が戻る可能性がある時期
です。
ここは希望ではなく、
今の条件で見える数字
から考えた方が安全です。
3. 1年分の支出をざっくり見直す
保育園に落ちたあとに必要なのは、完璧な家計簿ではありません。
まずは、
- 毎月の生活費
- 住宅ローンや家賃
- 車関連
- 保険
- 通信費
- 子ども関連費
- 住民税などの固定支出
を見て、
あと1年ならどのくらい持つか
をざっくり見直します。
4. 何を削って、何は削らないか決める
ここを曖昧にすると、全部我慢する流れになりやすいです。
でも実際には、優先順位をつけた方が続きます。
まず見直したいのは大人向け支出
保育園に落ちたあとに最初に見直しやすいのは、子どもの生活ではなく大人向け支出です。
たとえば、
- 外食
- 旅行
- お小遣い
- ぜいたく費
- 今すぐでなくてもいい買い物
です。
私の感覚では、ここはかなり整理しやすいです。
逆に、子どもに直接必要な支出まで最初から削ると、しんどさが続きやすいです。
固定費は早めに触る
保育園に落ちたあと1年を乗り切るなら、固定費はかなり重要です。
特に見直しやすいのは、
- スマホ
- インターネット
- 車保険
- 保険全体
です。
保育園に落ちたあとの家計は、
節約テクニックより、固定費の軽さの方が効きやすいです。
固定費の順番は、こちらでも整理しています。
子どもの生活水準は最初から落としすぎない方がいい
ここはかなり大事です。
保育園に落ちて家計が苦しくなると、何でも削りたくなります。
でも、最初から子ども側を削る方向に行くと、家計もしんどくなりやすいです。
私の感覚では、
大人が我慢する方が整理しやすい
です。
だから、
- 子どもの生活に必要なもの
- 記念の行事
- 写真や思い出に残るもの
まで最初から削る必要はないと思っています。
見直す時は「減らす」だけでなく「増やす」も考える
保育園に落ちたあとに家計を組み直す時は、削ることばかり考えやすいです。
でも、できるなら増やす側も少し考えた方がラクです。
たとえば、
- 通信費見直しのキャッシュバック
- ポイ活
- 手元のポイントや商品券の活用
- 固定費見直しによる差額
こうしたものです。
大きく稼ぐ話ではなくても、
今あるものを使うだけで少し楽になることがあります。
保育園に落ちたあとにやりがちな失敗
「次こそ入れるはず」で深く見直さない
これはかなり危ないです。
1歳のタイミングで入れなかったとしても、
次なら何とかなるかも
と思いやすいです。
でも、次も確実とは限りません。
実際、私の家庭では1歳のタイミングだけでなく、その後の4月入園でも入れませんでした。
だからこそ、最初の落選時点で1回しっかり見直しておく方が安全です。
復帰したら戻せる前提を残したままにする
保育園に落ちたあとも、
どこかで復帰できれば何とかなる
という前提を残しがちです。
でも、復帰後も
- 時短勤務
- 保育料
- 子どもの体調不良
- 外食や宅配などの時短支出
があるので、すぐに元通りとは限りません。
気持ちだけで何とかしようとする
保育園に落ちると、かなり気持ちがしんどいです。
そのまま
- 我慢して耐える
- とりあえず節約する
- その場で決める
となりやすいです。
でも、こういう時ほど必要なのは
気合いより設計です。
結局どう考えるべきか
保育園に落ちたあとは、
入れなかったことだけを見るより、
家計の前提が崩れたことまで見た方が立て直しやすいです。
特に大事なのは、
- 妻の復帰前提を外す
- 次の入園チャンスまでの期間を置く
- 1年分の収入と支出を見直す
- 大人向け支出と固定費から見直す
- 子ども側は最初から削りすぎない
この順番です。
私自身、保育園については
もっと早く動いておくべきだった
とは思っています。
でも、1年育休を取ったこと自体を後悔しているわけではありません。
だからこそ、保育園に落ちたあとに大事なのは、後悔だけで終わることではなく、
あと1年どう回すかを現実的に決めることだと思っています。
まとめ
保育園に落ちたあと1年を乗り切るには、
- 復帰前提を外す
- 収入と支出を見直す
- 固定費を見直す
- 大人向け支出を整理する
- 次の入園チャンスまでのプランを作る
この流れで考えた方が進めやすいです。
保育園に落ちたことは、育児だけの問題ではなく、
家計の前提が崩れる出来事です。
だからこそ、気持ちの整理だけで終わらせず、
お金の設計を先にやることが大事です。
保育園に入れないと家計がどこから崩れやすいのかを先に整理したい方は、こちらも参考にしてください。

