男性育休を会社に言い出しづらいときの伝え方|最初の一言で詰まった人へ

育休前の準備

男性育休を会社に言い出しづらいときは、
最初から完璧に説明しようとしないこと が大事です。

先に答えを言うと、

最初の一言は「取得します」より「相談したいです」で大丈夫です。

実際、自分も一番しんどかったのは、
制度を調べることより、職場にどう伝えるか でした。

お金のことはある程度準備していました。
でも、それ以上に怖かったのは、

  • どういう反応をされるか
  • 迷惑だと思われないか
  • まだ早いと言われないか
  • そもそも誰に言えばいいのか

このあたりでした。

しかも周りに男性育休の前例がなく、誰にも聞けない状態だったので、余計に重かったです。

ただ、今振り返ると、
言い出しづらいのは自分だけではなく、かなり普通 です。

この記事では、
男性育休を会社に言い出しづらいときの伝え方 を、実体験ベースで整理します。


言い出しづらいときは、この3つだけでいい

最初に意識するのは、これだけで十分です。

  • 最初の相手は、近い上司にする
  • 「相談ベース」で1対1の場を取る
  • 最初から全部決めきっていなくていい

ここを難しく考えすぎると、
一気に言い出しづらくなります。

制度上、通常の育児休業は原則1か月前までの申出、産後パパ育休は原則2週間前までの申出が基本です。
また、育休の申出や取得を理由にした不利益取扱いは禁止されています。

なので、本来は「言い出したら損をする制度」ではありません。

でも現実には、
制度の正しさと、言いやすさは別です。

だからこそ、最初は
制度の説明を完璧にすること ではなく、
会話の入口を作ること を優先した方が進みやすいです。


1. 言い出しづらいのは、気持ちが弱いからではない

ここは先に言っておきたいです。

男性育休が言い出しづらいのは、
あなたの気持ちが弱いからではありません。

実際、自分も一番不安だったのは
職場に伝えたとき、どういう反応をされるか でした。

しかも、

  • 前例が身近にない
  • 自分から「育休を取ります」と言わないといけない
  • 妊娠・出産はデリケートで、伝えるタイミングも難しい

この条件が重なると、
言い出しづらくなるのは自然です。

特に男性側は、
制度はあっても
「自分の会社で、男性がどう動くのか」 が見えにくいです。

ここが見えないと、
ただ制度を知っているだけでは前に進めません。


2. 自分が実際にやった伝え方

自分が最初に伝えた相手は、
直属の近い上司 でした。

会社の手順書に従って、
安定期に入ってすぐ 伝えました。

伝え方はシンプルで、
「少し直接お話ししたいことがあります」 と伝えて、
会議室で1対1で話しました。

結果として、強く反対されたわけではなく、
空気としては受け入れてもらえました。
表情では少し驚いていたと思いますが、
言葉としては応援してもらえました。

ここで大事だったのは、
最初から全部説明しようとしなかったこと です。

最初の役割は、
申請を完了させることではなく、
ちゃんと話せる場を作ること でした。


3. 一番言いやすいのは「相談したいです」の形

言い出しづらい人ほど、
最初の一言を重くしすぎます。

でも、最初はこれくらいで十分です。

子どもが生まれる予定で、育休の取得を考えています。
まずは相談ベースで、社内の流れを確認したいです。

これなら、

  • いきなり断定しすぎない
  • 逃げている感じにもなりにくい
  • 相手も受け止めやすい

という形になります。

逆に、最初から

  • いつからいつまで取るか
  • 何回に分けるか
  • 給付金はいくらか
  • 会社制度の確認項目

まで全部話そうとすると、
言う前に自分が苦しくなります。

なので、最初の一言は
結論+相談 くらいがちょうどいいです。


4. 「誰に言うか」で迷ったら、最初は近い上司でいい

ここも止まりやすいところです。

人事なのか、上司なのか、総務なのか。
ここで迷って動けなくなる人は多いです。

でも、最初の入口としては、
近い上司 でいいことが多いです。

実際、自分も最初は直属の近い上司でした。
そこから社内の流れに乗せていく形でした。

もちろん会社によって流れは違います。
だから最終的には社内ルール確認が必要です。

ただ、最初の一歩としては、

「まず誰に最初の相談を出すか」

を決めるだけで十分です。

この段階で完璧な正解を探しすぎると、
逆に止まります。


5. タイミングが難しいときの考え方

男性育休は、
伝える内容だけでなく、タイミング も難しいです。

特に、

  • まだ早すぎる気がする
  • でも遅いと迷惑がかかりそう
  • そもそも妊娠・出産は何があるか分からない

という気持ちはかなり自然です。

自分も、
妊娠・出産はデリケートな時期なので、
もし何かあったら自分たちも会社もつらい という意味で、
伝えるタイミングは難しいと感じていました。

制度上の申出期限だけで見ると、
通常の育休は原則1か月前、産後パパ育休は原則2週間前です。
ただ、実務では業務調整や引き継ぎがあるので、
制度上の締切ギリギリで初めて話す より、
その前に一度相談の入口を作っておく方が動きやすいです。

だからタイミングで迷ったら、

「最終申請」ではなく「最初の相談」を少し早めに出す

この考え方の方が現実的です。


6. 言い出しづらい人ほど、やらない方がいい伝え方

ここはかなり大事です。

① いきなりチャットやメールだけで済ませる

会社文化によりますが、
最初の相談を文字だけで済ませると、
温度感が伝わりにくいです。

特に言いづらいテーマほど、
最初だけは1対1で話す方がラク なことが多いです。


② 期間も条件も全部固めてから言おうとする

これはかなり止まりやすいです。

実際は、社内制度や手続きの流れを確認しながら詰める部分もあります。
全部決めてからではなく、
話しながら固める くらいでいいです。


③ 「迷惑をかけてすみません」から入りすぎる

遠慮は大事です。
でも、最初から下がりすぎると、
自分でも言いにくくなります。

育休は本来、
使ってはいけない制度ではありません。
申出や取得を理由に不利益取扱いをすることも禁止されています。

だから、姿勢としては

配慮はする。
でも必要以上に萎縮しない。

これが大事です。


7. 実は「言った後」の方が別の意味でしんどいこともある

これは自分の経験からかなり思います。

伝える前は、
とにかく「反応」が怖いです。

でも、言えた後は言えた後で、

  • 会社の手順書が女性前提で分かりにくい
  • 問い合わせ窓口がメールのみで確認しづらい
  • 周りに経験者がいなくて実務が見えない
  • 上司も制度詳細までは分からない

という別のしんどさが出てきます。

なので、このテーマの本当の結論は、

言い出せたら終わりではない

です。

むしろ、
言った後に確認すべきことの方が多いです。

だからこそ、この記事の次は
「会社に何を確認すべきか」
までつなげておいた方が失敗しにくいです。


8. まずはこの一言で十分です

最後に、かなり実用的な形で置いておきます。

最初の一言は、これで十分です。

お時間ください。
子どもが生まれる予定で、育休の取得を考えています。
まずは相談ベースで、社内の流れを確認したいです。

もう少し柔らかくしたいなら、こうでも大丈夫です。

少しご相談したいことがあります。
育休の取得を考えていて、いつ誰に何を確認すべきか、最初にご相談したいです。

大事なのは、
うまく言うことではありません。

入口を作ること です。


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まとめ

男性育休を会社に言い出しづらいときは、
最初から完璧に説明しようとしないこと が大事です。

実際、自分も一番怖かったのは、
制度ではなく職場に伝えたときの反応でした。
前例がなく、誰にも聞けず、タイミングも難しかったからです。

でも、振り返ると大事だったのは、

  • 近い上司に
  • 1対1で
  • 相談ベースで
  • 最初の入口を作る

この4つでした。

制度上も、育休は本来申し出できる制度で、
申出や取得を理由とする不利益取扱いは禁止されています。
通常の育休は原則1か月前、産後パパ育休は原則2週間前の申出が基本なので、
迷っているならギリギリまで黙るより、先に相談の入口を作る方が進みやすいです。

だから結論はシンプルです。

最初の一言は、完璧じゃなくていい。
「相談したいです」で十分。


次に読む|男性育休前に会社へ確認すべきこと

言い出すところまで行けたら、次は
会社に何を確認するか を整理した方が失敗しにくいです。

男性育休前に会社へ確認すべきこと|この順で見れば漏れにくい

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