育休中に見直したい固定費を先に答えると、一番先に見るべきなのは、スマホ・通信費と使っていないサブスクです。
理由はシンプルです。
今すぐ動かしやすくて、毎月効くからです。
一方で、住宅ローンや家賃のように金額が大きいものは、たしかに重いですが、すぐには動かしにくいです。
しかも会社員なら、育休中は健康保険・厚生年金保険料が免除され、子ども・子育て支援金も医療保険料等と同様に免除されます。
だからこそ、まず見るべきなのは制度で自動調整される負担より、自分で今日から見直せる固定費です。
結論を一言で言うと、固定費は「重い順」ではなく「今すぐ効く順」で見直す方が失敗しにくいです。
この記事では、育休中に見直したい固定費を、即効性・見直しやすさ・生活へのダメージの小ささでランキングにして整理します。
固定費ランキングはこの順番が現実的
育休中に見直したい固定費を、実際に動きやすい順で並べるとこうなります。
1位 スマホ・通信費
2位 使っていないサブスク
3位 保険料
4位 電気・ガスなどの契約
5位 車関連費
6位 教育積立・貯蓄系の調整
7位 住宅ローン・家賃まわり
この順番で大事なのは、生活の土台を壊しにくいものから先に見ることです。
いきなり大きな固定費に手を出すより、小さくてもすぐ効くものから先に止血する方が、家計はかなりラクになります。
固定費を一覧で広く見たい人は、次の記事も参考になります。
関連記事 男性育休前に見直したい固定費一覧|先にやると後でラクになる順番
1位 スマホ・通信費
これは最優先です。
なぜなら、
- 毎月必ず出る
- 見直しやすい
- 生活を大きく壊しにくい
からです。
たとえば、
- 大手キャリアの高いプランのまま
- 夫婦で不要なオプションがついている
- 光回線やセット割が最適化されていない
- 昔の契約をそのまま使っている
こういう状態は珍しくありません。
通信費は、一度見直すと毎月効きます。
しかも、生活レベルを大きく下げた感覚が出にくいので、育休中の固定費見直しの入口としてかなり優秀です。
2位 使っていないサブスク
ここもかなり効きます。
しかも、見落としやすいです。
- 動画配信
- 音楽
- 有料アプリ
- クラウドサービス
- オンラインサロン
- プレミアム会員
- ゲーム課金
こういうものは、1つずつは小さく見えます。
でも、重なると地味に効きます。
特に危ないのは、今はほとんど使っていないのに、自動更新で毎月払っているものです。
サブスクは、生活の基盤をほとんど壊さずに見直せる固定費です。
だから、育休中に固定費ランキングをつけるならかなり上位に入ります。
削る支出と守る支出を先に整理したい人は、次の記事も参考になります。
関連記事 育休中に削る支出・削らない支出|家計が苦しくても先に守るものがある
3位 保険料
保険は、固定費の中でも金額が大きくなりやすいです。
その分、見直し効果も大きいです。
ただし、ここで大事なのは、
保険料が高いから切る
ではなく、
公的保障で足りる部分と、家計の穴を埋める部分を分けて考えることです。
育休まわりでは、育児休業給付、社会保険料免除、出産手当金、出産育児一時金、高額療養費、育児時短就業給付など、公的保障がかなり動きます。
だから、民間保険は「全部必要」ではなく、不足分をどう埋めるかで見た方が見誤りにくいです。
つまり、保険は上位ランクですが、雑に削るのではなく、きちんと整理して見直す固定費です。
保険を本当に見直すべきか先に整理したい人は、次の記事も参考になります。
関連記事 育休前に保険見直しは必要?|削る前に確認したい「公的保障」と「家計の穴」
4位 電気・ガスなどの契約
ここも優先度は高めです。
理由は、
- 生活を大きく壊しにくい
- プラン変更で改善しやすい
- 在宅時間が増える育休中は、使い方も変わりやすい
からです。
特に、育休中は家にいる時間が増えやすいので、出産前と同じ使用パターンとは限りません。
だから、
- 契約プランが合っているか
- セット割が使えるか
- なんとなく同じ会社を使い続けていないか
このあたりは、一度見ておく価値があります。
通信費ほど派手ではないですが、生活を崩さずに効かせやすい固定費としてかなり優秀です。
5位 車関連費
車がある家庭は、ここも重いです。
たとえば、
- 自動車保険
- 駐車場代
- ガソリン代
- ローン
- メンテナンス費
- 付帯サービス
などです。
ただ、車は必要性が高い家庭も多いので、いきなりゼロにはしにくいです。
だから見るべきなのは、
- 本当に今の台数が必要か
- 保険内容が過剰ではないか
- 使い方に対して維持費が重すぎないか
です。
車関連費は重いですが、通信費やサブスクほど「今日すぐ止める」はやりにくいので、この順位です。
6位 教育積立・貯蓄系の調整
ここは慎重に見るべき固定費です。
たとえば、
- 学資保険
- 積立投資
- 子ども向けの積立
- 長期の貯蓄系
です。
ここを最初に止めると、後で後悔しやすいです。
だから順位としては上位ではありません。
ただし、育休中の家計がかなり厳しいときは、
- 一時的に金額を下げる
- 完全停止ではなく調整する
- まず他の固定費を見てから判断する
という形なら現実的です。
つまり、削る対象ではあるが、最初に触る固定費ではないです。
7位 住宅ローン・家賃まわり
ここは金額が一番大きいことも多いです。
でも、優先順位は最後です。
理由は、
- すぐに動かしにくい
- 生活への影響が大きすぎる
- 見直しに時間がかかる
からです。
たしかに、家計インパクトは最大級です。
でも、育休中の止血としては、スマホ・サブスク・保険の方が先に効きます。
だから住宅ローンや家賃は、大きいけれど、最初に触る固定費ではないと考える方が現実的です。
一番やってはいけないのは「金額が大きい順」で見ること
固定費見直しで失敗しやすいのは、重いものから見ればいいと思うことです。
でも実際には、
- 重いけど今すぐ動かせないもの
- 小さいけど今すぐ止められるもの
があります。
育休中は、理想の最適化より、今月から効くかどうかの方が大事です。
だからランキングは、
住宅ローンが高いから1位
家賃が高いから1位
ではなく、
- 今すぐ効く
- 生活を壊しにくい
- 毎月効く
の順で考えた方が、かなり実用的です。
迷ったら「今月から効くか」で判断する
かなり実務的に言うと、固定費見直しで迷ったら、これだけで整理しやすいです。
それは、今月から効くか。
たとえば、
- サブスク解約 → 今月から効きやすい
- オプション停止 → 今月から効きやすい
- スマホ見直し → 比較的早く効く
- 保険見直し → 少し確認が必要
- 住宅ローン見直し → 効くが時間がかかる
この視点を入れるだけで、何から着手すべきかがかなり明確になります。
育休中に見直したい固定費ランキングで押さえたいこと
育休中に見直したい固定費ランキングは、重い順ではなく、今すぐ効く順で見るのが正解です。
順位をもう一度まとめると、
- スマホ・通信費
- 使っていないサブスク
- 保険料
- 電気・ガスなどの契約
- 車関連費
- 教育積立・貯蓄系の調整
- 住宅ローン・家賃まわり
です。
会社員なら、育休中は健康保険・厚生年金保険料が免除され、子ども・子育て支援金も免除されます。
だからこそ、最初に見るべきなのは制度負担ではなく、自分で動かせる固定費です。
結論はシンプルです。
固定費見直しは、「一番重いもの」からではなく「一番早く効くもの」から。
これが、育休中に家計を崩しにくくする一番現実的なやり方です。
優先順位は分かったけれど、次にどの固定費から具体的に動けばいいかまで整理したい人は、次の記事を読むと進めやすいです。
関連記事 固定費見直しは何からやる?スマホ・保険・通信を比較
参考資料
・日本年金機構「育児休業期間中の保険料免除」
https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/hokenryo/menjo/ikuji-menjo/index.html
・厚生労働省「子ども・子育て支援金」
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T260305S0022.pdf
注意書き
・固定費の見直し効果は、契約状況、家族構成、使い方で変わります。
・保険料や住宅費の見直しは条件によって判断が変わるため、必要に応じて勤務先、公的案内、契約先の最新情報を確認してください。

