育休中に家計が苦しくなったとき、最初にやるべきことは「全部削ること」ではありません。
大事なのは、
先に削るものと、最後まで守るものを分けること
です。
ここを間違えると、数字は少し改善しても、生活そのものがかなりしんどくなります。
しかも育休中は、
「収入が減るから何でも削る」
では考えない方が安全です。
まず見るべきなのは、生活費と固定費のどこをどう整理するかです。
この記事では、育休中に削る支出・削らない支出を、家計が崩れにくい順番で整理します。
育休中の支出見直しは「全部削る」より順番が大事
最初に全体像を言うと、順番はこうです。
1. まず削るもの
- 外食
- 夫婦それぞれの趣味費
- なんとなく続いているサブスク
- コンビニやネット通販の無意識支出
2. 次に見直すもの
- 通信費
- 電気・ガスの契約
- 車の維持費
- 使っていない有料サービス
3. 慎重に見直すもの
- 保険
- 教育費の積立
- 住宅関連費
4. 最後まで守るもの
- 住まい
- 子どもの生活
- 医療
- 最低限の余力
- 生活を回す基盤
つまり、
大人の快適さは削ってもいい。
でも、生活の土台は最後まで守る。
これが基本です。
最初に削りやすいのは「大人のぜいたく費」と無意識支出
一番やってはいけないのは、家計が苦しいからといって全部を同じように削ることです。
支出には、
- 減らしても生活へのダメージが小さいもの
- 減らすとすぐ生活が回らなくなるもの
があります。
最初に削りやすいのは、前者です。
たとえば、
- 外食
- コンビニ
- カフェ
- 趣味の課金
- 衝動買い
- 使い切れていないサブスク
このあたりは、削っても生活の基盤が崩れにくい支出です。
特にサブスクは、1つずつは小さく見えても、重なると地味に効きます。
- 動画配信
- 音楽
- 有料アプリ
- クラウドサービス
- オンラインサロン
- ゲーム課金
このあたりは、一度全部並べて
「今、本当に必要か」
で見た方が整理しやすいです。
育休中にまずやる支出見直しは、我慢大会ではなく、無意識支出を止めることです。
次に見直すのは、毎月出ていく固定費
大人のぜいたく費を整理したら、次に見るのは固定費です。
ここで候補になりやすいのは、たとえばこのあたりです。
- スマホ料金
- インターネット回線
- 電気・ガス
- 車関連費
- 各種有料サービス
固定費が強いのは、一度見直すと毎月効くからです。
特に、
- 夫婦で高めの料金プランを使っている
- なんとなく古いプランのまま
- 使っていないオプションがついている
このあたりは見直し余地があります。
だから、細かい節約を積み重ねる前に、まずは自分で動かせる固定費から見る方が効果が出やすいです。
固定費を何から見直すか先に一覧で見たい人は、こちらも参考になります。
関連記事 男性育休前に見直したい固定費一覧|先にやると後でラクになる順番
保険は雑に切らず、「重複」と「過剰」で見る
家計が苦しくなると、保険料が真っ先に目につきやすいです。
たしかに保険は固定費なので、見直し候補ではあります。
ただ、ここでやってはいけないのは、
内容を見ずに、ただ解約すること
です。
見るべきなのは、たとえば次の点です。
- 本当に必要な保障か
- 保障が重複していないか
- 今の家計に対して保険料が重すぎないか
- 会社の福利厚生や公的保障で一部代替できないか
つまり、保険は
「いる・いらない」の二択ではなく、今の家計に対して過剰かどうか
で見る方が失敗しにくいです。
保険まで見直すか迷っているなら、こちらも参考になります。
関連記事 育休前に保険見直しは必要?|削る前に確認したい「公的保障」と「家計の穴」
「削らない方がいい支出」も先に決めておく
ここを先に決めておくと、かなりブレにくくなります。
最後まで守る支出は、たとえばこのあたりです。
住まい
家賃や住宅ローンは、すぐに動かしにくいうえに生活の土台です。
子どもの生活費
ミルク、オムツ、衣類、最低限の育児用品。
ここを無理に削ると、家庭全体のストレスが増えます。
医療
親子ともに、必要な受診や薬は削る領域ではありません。
生活の基盤
通信、最低限の移動、日用品。
ここを切りすぎると逆に生活が回りません。
最低限の余力
全部をゼロにしてしまうと、想定外出費に耐えられません。
つまり、
最後まで守るものを先に決めておくと、削る判断がラクになります。
本当に苦しいときは「削る」より「順番」を決める
育休中の家計見直しは、一発で正解を当てるものではありません。
だから最初から完璧を目指すより、
どの順番で削るか
を決めておいた方が進めやすいです。
おすすめはこうです。
ステップ1
ぜいたく費を止める
ステップ2
使っていない固定費を切る
ステップ3
毎月の固定費を見直す
ステップ4
保険や大きな固定費を慎重に見直す
ステップ5
それでも足りなければ、家計全体の設計を見直す
この順番にすると、必要以上に生活を壊さずに済みます。
迷ったら「今月から効くか」で並べる
支出見直しで迷ったら、まずこう考えると整理しやすいです。
それは、今月から効くか。
たとえば、
- サブスク解約 → 今月から効きやすい
- 外食を減らす → すぐ効きやすい
- スマホ見直し → 比較的早く効く
- 保険の全面見直し → 少し時間がかかる
- 住宅ローンの借り換え → 効くがすぐではない
この視点で見ると、まず何をやるべきかが分かりやすくなります。
育休中は、大きな理想の節約より、すぐ効くものから止血する方が現実的です。
固定費の優先順位をもっと整理して見たい人は、こちらも参考になります。
関連記事 育休中に見直したい固定費ランキング|今すぐ効く順に並べるとラクになる
育休中に削る支出・削らない支出で押さえたいこと
育休中に削る支出・削らない支出を考えるとき、一番大事なのは
全部を同じように削らないこと
です。
先に削るべきなのは、
- 大人のぜいたく費
- 使っていないサブスク
- すぐ止められる小さな支出
- 見直しやすい固定費
です。
一方で、最後まで守るべきなのは、
- 住まい
- 子どもの生活
- 医療
- 生活の基盤
- 最低限の余力
です。
だから結論はシンプルです。
削るべきなのは、生活の土台ではなく、無意識の支出です。
そして、削る額より順番の方が大事です。
固定費見直しを次にどこから始めるかまで整理したい人は、こちらを見ると進めやすいです。
関連記事 固定費見直しは何からやる?スマホ・保険・通信を比較

