端末代が残っていても、スマホ会社を乗り換えられることは多いです。
ただし、端末代の支払いが消えるわけではありません。
ここでいちばん多い勘違いは、
「残債がある=乗り換えできない」
と思ってしまうことです。
実際は、
「乗り換えはできることが多いが、残りの端末代は払い続ける」
が基本です。楽天モバイルは、他社で買った端末の残債が残っていても乗り換え自体は可能と案内しつつ、残債は購入元へ支払う必要があると説明しています。UQ mobileも、解約後に分割支払金の残額を引き続き支払う案内があり、一括払いも可能です。Y!mobileも、残金の一括支払い変更を案内しています。
いちばん大事なのは「回線契約」と「端末代」は別だということ
ここが分かると、かなり整理しやすくなります。
スマホの毎月の請求は、ひとつにまとまって見えやすいですが、中身は大きく分けると次の2つです。
- 回線の料金
- スマホ本体の代金
この2つは同じではありません。
だから、回線だけ乗り換えても、端末代の分割払いはそのまま残ることがあります。楽天モバイルは解約後も製品の分割請求が継続すると案内していますし、ドコモも分割払い中でも機種変更でき、残りは分割のまま払うか一括精算できると案内しています。
乗り換えできるかと、得かどうかは別です
ここは分けて考えた方が分かりやすいです。
- 乗り換え自体ができるか
- 乗り換えた方が得か
- 残りの端末代をどう払うか
この3つは別です。
たとえば、端末代がまだかなり残っているなら、乗り換え自体はできても、毎月の負担がすぐ軽くなるとは限りません。
逆に、回線料金の差が大きいなら、端末代を払い続けても乗り換えた方が良いこともあります。
つまり、
残債があるから止まる のではなく、
残債がある状態でも、回線を変える意味があるかを別で見る
のが自然です。
一括で払ってしまうこともできます
会社によりますが、残りの端末代を一括で払える場合があります。
UQ mobileは、解約後も分割支払金の残額を引き続き支払う案内とあわせて、一括での支払いも可能と案内しています。Y!mobileも、My Y!mobileで残金の一括支払い変更手続きを案内しています。ドコモも、分割払いの残額をドコモショップやd gardenで一括精算できる案内があります。
ただし、無理に一括にする必要はありません。
分割のまま払えるなら、そのままでも問題ないケースは多いです。
返却プログラムを使っている人は、少しだけ話が変わります
ここは通常の分割払いと分けて考えた方が安全です。
たとえばドコモの「いつでもカエドキプログラム」は、23か月目までに返却すると24回目の残価の支払いが不要になる仕組みです。一方で、返却しない場合は再分割になり、残価の支払いが続きます。UQ mobileの「スマホトクするプログラム」も、回線解約後に継続利用は可能ですが、返却条件や端末状態によっては特典が受けられない場合や追加負担が出る場合があります。楽天モバイルの買い替えプログラムも、通常の分割払いとは別の条件で動きます。
つまり、返却プログラムを使っている人は、
残債があるか より、
いつ返すか、端末状態はどうか、追加負担があるか
を確認した方が判断しやすいです。
このあたりの細かい損得は、こちらで分けて整理した方が見やすいです。
→ 2年返却プログラムはお得?得しやすい人・損しやすい人を整理
先に確認したいのはこの4つです
端末代が残っているなら、まずはこの4つを見れば十分です。
1. 残りの端末代はいくらか
残額や残回数を確認します。
Y!mobileは機種代金のお支払い状況の確認方法を案内していて、楽天モバイルは製品の分割払いに関する残回数や金額確認はカード会社への問い合わせになると案内しています。
2. 分割のまま払えるか
多くの会社で、解約や乗り換え後もそのまま分割で払い続けられます。楽天モバイル、UQ mobile、ドコモの案内でも、その考え方が確認できます。
3. 一括清算できるか
一括にしたい人だけ確認すれば十分です。
UQ mobile、Y!mobile、ドコモは一括清算の案内があります。
4. 返却プログラムかどうか
返却型なら、通常の分割払いとは条件が違います。
返却時期、端末状態、追加料金の有無を見た方が安全です。
端末代以外で見落としやすいこと
今のスマホがそのまま使えるか
他社で買った端末を持ち込むなら、新しい会社の回線に対応しているかを見た方が安心です。楽天モバイルも、他社端末が楽天回線に対応しているか確認するよう案内しています。SIMロックが残っている端末では、解除が必要な場合もあると案内しています。
電話番号をそのまま使うならMNPの確認
MNPは、今の電話番号をそのまま使うための手続きです。
最近は、MNPワンストップ対応事業者同士なら、MNP予約番号を事前に取らずに進められることがあります。たとえばahamoは対象事業者からのWeb申込みで「MNP予約番号をまだ取得していない」を選んで進める案内があります。楽天モバイルもWeb申込みはMNPワンストップ対応です。
初期費用まで含めて見たいなら別記事の方が分かりやすい
このページは、残債があっても乗り換え自体はできるか を整理する記事です。
事務手数料や違約金、ユニバーサルサービス料までまとめて見たいなら、こちらの方が分かりやすいです。
→ スマホ乗り換えの初期費用はいくら?事務手数料・違約金・端末代を比較
結局どう考えるべきか
端末代が残っていても、乗り換えそのものはできることが多いです。
ただし、端末代の支払いが消えるわけではありません。
なので、考え方はかなりシンプルです。
- 乗り換えはできることが多い
- 残りの端末代は払い続けることが多い
- 一括清算できる会社もある
- 返却プログラムを使っている人は条件を別で確認する
いちばん大事なのは、
「残債があるから無理」と止まらないことです。
正しくは、
「乗り換えはできる可能性が高い。残りの支払いをどうするかは別で確認する」
です。
まとめ
端末代が残っていても、スマホ会社を乗り換えられることは多いです。
ただし、基本は
- 乗り換えはできる
- 端末代は支払い続ける
- 必要なら一括清算もできる
- 返却型プログラムは別条件を確認する
この4つで考えると整理しやすいです。各社の公式案内でも、この考え方に沿った説明がされています。
乗り換え全体の流れを先に整理したい人は、こちらも参考にしてください。
→ スマホ乗り換えでやること一覧|初心者でも失敗しにくい手順まとめ
返却プログラムの仕組みが分かりにくい人は、こちらも合わせてどうぞ。
→ 2年返却プログラムはお得?得しやすい人・損しやすい人を整理
